あってよかった“おもいでばこ”(3) 人は二度死ぬ
自分史活用アドバイザーとして、活動をはじめてもうじき3年。
実家の父の自分史と写真整理をしようと思ってアルバムをまとめてみたら、あまりの多さに作業が止まってしまいました。
実家が豊橋なので、そんなにしょっちゅう行くこともできず、そのままに…
そんな中、昨年の年末に父が倒れ、すーっと逝ってしまいました。
日にちの関係で亡くなってから、3日後の葬儀。
積んだままになっていたアルバムを広げ、パシャパシャ写真を撮っていきました。
その撮った写真を、”
おもいでばこ”に入れたら、あっという間に自分史ができてしまいました…
葬儀で、その写真を流したら多くの人が立ち止まって、見て下さいました。
昭和10年生まれの父なのに、赤ちゃんの時の写真もありました。
・祖父もカメラが好きだったこと
・戦後実家だけ、焼け残っていたこと
などなど、知らなかったことがいくつもでてきました。
私の中の祖父は、ただただ怖そうな人というイメージしかありませんでした。
それが、写真好きというつながりがあり、不思議な感じ。
”人は、二度死ぬ”
永六輔さんの言葉です。
一度目は、その肉体が、生命を終えた時。
二度目は、その人のことを覚えている人が一人もいなくなった時。
孫である子ども達。
子ども達の中の父が消えないように、1冊のベストアルバムにまとめていきたいと思っています。
二度目の寿命ができるだけ、長くなりますように…
テレビで写真整理ができるおもいでばこのデモンストレーションを行います。
詳しくは、こちらをご覧ください→
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